「ベアーハグ」の解釈について

昨年(2010年)からIJFのルール改正で「帯から下部を手や腕によって直接攻撃・防御した場合」は「反則負け」となったため、一部の国では帯から上部であれば「反則負け」にならないと判断して「ベアーハグ(熊が人を襲うときのように両手で相手を抱え込む方法)」と言われる攻撃方法で相手を吊り上げたり、捻り倒したりするような技を試みるようになった。

 IJFとしては正しく組み合う柔道を推奨する方向で進んでいたこともあり「ベアーハグ」のような方法はレスリングのグレコローマンスタイルの攻撃に酷似しており柔道テクニックではないとの判断をして制限することを通達した。

 したがって、IJFはそのような攻撃があった場合、一回目は「待て」、二回目は「指導」、三回目も「指導」というふうに反則を与えることを正式導入した。

 日本国内においては、このような反則になるような攻撃はほとんど見られないが、一部でそれに似たような攻撃も「ベアーハグ」であるとの誤解が生じているので許される攻撃について例をあげてみた。

1)組み合うと同時に相手に覆いかぶさったり密着して「大内刈」や「小外掛」等を施すこと。
2)片手で相手の袖や襟を掴んでいた状態から覆いかぶさったり密着して「大外刈」「大内刈」「小外掛」等を施すこと。

※これらは完全な柔道テクニックである。
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by kawaguchidojo | 2011-05-27 02:04


川口孝夫


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